今年初めて読んだビジネス書

今の会社に入って、初めて本屋で手に取ったビジネス書がこれだった。いきなりこんなイレギュラーなものを選んでしまったのが自分っぽいというかなんというか。

とは言っても、この本で主張されているのはイレギュラーというより至極真っ当なことで「民主的な組織にしよう」「社員一人一人が自分で自分の仕事を考えて働けるようにしよう」「そのために情報格差を無くそう」って事でしかないです。

ただ、その当たり前の事をするためには、大変な試行錯誤と努力が必要なのだと、読むと気がつかされます。

会社の同僚に読ませたら「これは日本の会社では難しいですよね。」と言われて、そうだろうなあ、と思うけど、でも一つの理想の組織のあり方として、常に頭の片隅に置いておきたいビジョンを見せてくれた本です。