ゲーム性とかなんとか

海外のゲーム市場は活況で、国内のゲーム市場は厳しい、ってな話はここ最近良く聞くし実際そうなのかな、という気もするんですが、じゃ、ゲーム性というところではどうなんだろうか?海外は進んでて日本は遅れている?そうなのか?
日本のゲームはムービー重視の映画かぶれのゲームばっかり(かなりステレオタイプな意見とは思うけど)という指摘がよくありますが、それを言うなら海外ゲームだって似たり寄ったりのFPSばっかり出ているという言い方だって出来るんではないでしょうかね?

そういう中で、ホコタテブログのつーとんさんの

そんな中で異彩を放っているのが『Donkey Kong Jungle beat』ですね。こういうゲームが取り上げられるということは、まだまだゲーム業界も捨てたもんじゃないんじゃないでしょうか。外人のオッサンがタルコンガを叩いて喜んどるんですよ(笑)?

The Secret Gardenのkeikoさんの
しかしそれよりも注目すべきことは、
コントローラーとしてのタッチパネル採用だったようです
GBA互換があるのでちょっと手堅くもありますが、
NDSは確実に新しいゲーム体験を提供してくれそうです
という指摘はかなり正しいなあ、と思います。

要はムービーゲームがストーリー指向、FPSがシミュレーション指向というか箱庭指向だとすると、ドンキーコンガはインターフェース指向だと思うんですよ。あとテトリスとかミスタードリラーとかはルール指向とか。
ただ、「ストーリー指向」「箱庭指向」「ルール指向」が指向性の目的地が画面の中であるのに対し、「インターフェース指向」は画面の外に向いているというのが、なんというかおもちゃメーカーというかハードメーカーの真骨頂かと。

ただ、同じインターフェース指向で発想しやすいハードメーカーでも、「NintendoDS>インプット指向(入力部分に重点を置く)」「PSP>アウトプット指向(出力部分に重点を置く)」という違いが見えて面白いですね。玩具メーカーとAV機器メーカーの違いなんでしょうか。

そうするとのぶログさんのPSPに対する

「想定してる利用シーンは家の中」まあ、なるほど。わかる。ハンディゲーム機ではなく、持ち運びができるゲーム環境一式ということなのかも。
ノートパソコンもカバンの中に入れてフットワーク軽く持ち運べる物もあれば、省スペースのデスクトップ機ともいえる少々ゴツめのクラスもあるし。

というコメント、つまり「PSP=ごついノートPC」という指摘も、ソニーのPCメーカーとしての戦略から考えて非常に納得できるものだという事になりますよね。